3機種目の指紋認証デバイス付きラップトップ( HP EliteBook 2560p)を入手して、これまで確認したインストール手順が通用するか確認した。
lsusb の出力によるデバイス認識結果は
ID 138a:003c Validity Sensors, Inc. VFS471 Fingerprint Reader
※プロプライエタリなドライバが無いとどう再しないデバイス
これまでと同様に、 Slackware64-currentをインストールした環境に Linux-pam, プロプライエタリドライバー、libfprint w/ validity patch, fprintd をインストールして、結果、指紋認証によるログインが動作することを確認できた。
これで、
1) Device ID 138a:003f Validity Sensors, Inc. VFS495 (HP EliteBook 840G1)
2) Device ID 138a:0017 Validity Sensors, Inc. VFS5011 (ThinkPad X250)
3) Device ID 138a:003c Validity Sensors, Inc. VFS471 (HP EliteBook 2560p)
の3種のデバイスでの動作を確認した。
1),3) はプロプライエタリなデバイス。 2)は libfprint upstreamのサポートデバイスである。
少なくとも Slackwareにおけるインストール手順、考え方は間違っていないであろう。
ただ、入手可能なプロプラなドライバは VFS495以前の枯れたハードウェアであり、2018年モデルの
ThinkPad X1 Carbonとか HPの最新のラップトップなどは未だにLinuxでは動作不可である。
libfprint upstreamでのリバースエンジニアリングに期待するしかないか。